人気ブログランキング |

.

e0364489_18303253.png


# by narushop | 2019-12-31 13:21

2019年12月22日(日)Tokyo Funk Federation@吉祥寺RJGB

出演:Tokyo Funk Federation
   秋山光之(Sax)
   浦島隆(Drums)
   堀江浩(Guitar)
   高橋ハナヲ(Bass)
   白石なる(Keyboards)
   田中義晴(Trumpet)
   清松一虎(Percussions)
開場:18時30分
開演:19時30分
MC:2500円(ドリンク別)

# by narushop | 2019-12-22 22:21 | ライブスケジュール | Comments(0)

2019年10月18日(金)NARUTRIO@海老名市文化会館小ホール

海老名市文化会館主催
小ホールの音楽会 秋
NARUTRIO JAZZ LIVE!!
日付:2019年10月18日(金)
出演:NARUTRIO
   白石なる(ピアノ)
   渡部かをり(ベース)
   小林真也(ドラム)
会場:海老名市文化会館 小ホール
開場:13時30分
開演:14時00分
料金:一般2,000円
   学生1,000円
   65歳以上1,500円
   ※未就学児入場不可

【チケット発売日】
2019年6月27日(木)10時/会館窓口先行発売
2019年6月28日(金)10時/一般発売(文化会館ほか各プレイガイドで発売予定)

お問い合わせ:海老名市文化会館
       TEL 046-232-3231(10:00~17:30)


海老名市文化会館で毎シーズン開催している人気のジャズライブにナルトリオが出演します。活動3年目にして初のホールワンマンとなります。

海老名市文化会館は中学高校時代は利用者として、大学時代はスタッフとして、大学卒業後は作曲家として関わってきましたが、ついに演奏家としても関わることになりました。光栄です。

# by narushop | 2019-10-18 20:19 | ライブスケジュール | Comments(0)

2019年10月12日(土)詩央里@恵比寿天窓.switch

「咲く意味は」レコ発ワンマンライブ
出演:詩央里(vo,gt)
   馬部真也(dr)
   白石なる(key)
   渡部かをり(ba)
   町田雄崇(gt,cho)
開場:18時00分
開演:18時45分  
チケット:3000円+1D

女性SSW詩央里の2枚目のアルバム「咲く意味は」の発売記念ライブです。
1枚目と同じメンバーでアルバムを作り、同じメンバーでライブに出演します。
チケットは公式オンラインショップで販売しております。

# by narushop | 2019-10-12 21:01 | ライブスケジュール | Comments(0)

2019年9月23日(月)詩央里@恵比寿 天窓.switch

2019.09.23 (Mon)
恵比寿天窓.switch

OPEN: 18:00
START:18:30  
TICKET ¥2.400+1D

出演: 詩央里/橋爪もも / Ryoko / サメとうふ /

SSW詩央里とデュオで出演します。

# by narushop | 2019-09-23 03:29 | ライブスケジュール | Comments(0)

2019年9月20日(金)白石なるソロ@蒲田海鮮食堂余市

白石なるピアノソロコンサート
日付:2019年9月20日(金)
出演:白石なる(ピアノ)
会場:蒲田 海鮮食堂余市
開場:17時00分
開演:20時00分
MC:2500円(飲食別)
予約:03-3734-0411

蒲田にある『海鮮食堂余市』で演奏させてもらうことになりました。
『余市』はその名の通り北海道余市の食材を使った料理やお酒をたくさん提供している居酒屋です。何食べてもうまいぞ。駅からも近いぞ。
白石はここで2時間ほど演奏するのですが、ジャズをやるわけでもクラシックやポピュラーをやるわけでもなく、なんとなく流れ続けているBGMのようなピアノを延々と弾こうとおもいます。「コンサート」とか「ライブ」というより、もっとお店の雰囲気を作るようなイメージで、食事や会話がより面白いものになるようにしたいなと考えております。環境音楽作家としての腕の見せ所です。

# by narushop | 2019-09-20 09:20 | ライブスケジュール | Comments(0)

2019年9月7日(土)オワリズム弁慶@両国SUNRIZE

マンモスうれぴーパーティーvol.5
OPEN/START 未定
ADV/DOOR 未定
【バンド】
オワリズム弁慶
MUSHA×KUSHA
KiNGONS
瘋癲野朗
110番
燐-Lin-
The BrokenTV

【レスラー】
小林香萌



# by narushop | 2019-09-07 07:09 | ライブスケジュール | Comments(0)

2019年8月9日(金)NARUTRIO@白楽BLUESETTE

NARUTRIOワンマンライブその18
~令和の夏!無料ライブの巻~
日付:2019年8月9日(金)
出演:NARUTRIO
   白石なる(ピアノ)
   渡部かをり(ベース)
   小林真也(ドラム)
会場:白楽BLUESETTE
開場:19時00分
開演:19時30分
料金:無料(飲食別)

おなじみ白楽BLUESETTEでのんびりやります。
ここでは演奏中の飲食や写真撮影、おしゃべりや入退室も大歓迎ですので、
ぜひお気軽に足を運んでいただけたらなと思います。

# by narushop | 2019-08-09 09:08 | ライブスケジュール | Comments(0)

2019年7月24日(水)オワリズム弁慶@渋谷CLUB ASIA

RADICAL MUSIC NETWORK 2019
「Special 20th Anniversary」
Open/Start DJs: 18:00 / Start: 18:30 / Close: 25:00
Tickets:前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500 (+1D)
オワリズム弁慶
ZOO (バレンシア国)
EL HIJO DE LA CUMBIA (アルゼンチン)
GOLDFINGER SELECTA of BANDA BASSOTTI (イタリア)
RANKIN TAXI
浅草ジンタ
ORESKABAND
TEX & SUN FLOWER SEED
UHNELLYS
ベーソンズ
LUI BLUESFACE
TAIKI.N (Soulcrap)
LOS TEQUILA COKES
ゲスバンド
PEOPLEJAM mobile set
BAILA NENA
CARIBBEAN DANDY SELECTA
& more...

「Resident DJ`s」
藤井悟 aka SATOL.F (Caribbean Dandy)
TETZ MATSUOKA (Club Ska)
KAZ SUDO (Zoot Sunrise Sounds)
Dr.IHARA (Club Ska/City Version)
AMEMIYA KSK (discos Papkin)
TXAKO (Japonicus)

「Lounge DJ`s」
MILK (Cine Bossa)
TOHRU SHOT (PACINOS)
HI-DE (フランケンの花嫁)
SHANK CB200
B.LAZER (Shank CB200)
DOC.KOYAMANTADO (Rumba.Loco)
TAGOOD (Monte Bailanta)
男身燻 (Rebel Fiesta Party)
NAKANO (Drink`Em All)
YK a.k.a ラテン鈴木 (Disk Union)
YONESUKE SYSTEM (Pachamama)
TOBITA (Drink`Em All)
MATXA (Rebel Fiesta Party)
& more...

「2FL Powered by MONDO BONGO」
荒井靖久 (Mondo Bongo)
IzumI (Mondo Bongo)
JOJO (Mondo Bongo)
MASATAKA (Mondo Bongo)
TADAOKARI (Mondo Bongo)
& more...

Decoration: POROLLY
Food: AQIRA
Shops: ZOOT SUNRISE SOUNDS・DISCOS PAPKIN
& more...


# by narushop | 2019-07-24 04:27 | ライブスケジュール | Comments(0)

『#SCOPE』セルフライナーノーツ大公開の巻

2015年の11月22日にリリースしたnameshopのアンビエントアルバム”#SCOPE”が完売しました!本当にありがたいです。
このアルバムは僕がこれまでに環境音楽作家として作ってきた曲群の中でもかなり実験的で挑戦的な内容になっているのですが、とりわけ「普段ならひとりで作っているようなタイプの音楽を信頼するバンドの仲間たちと一緒に作ることができた」という点で思い出深いです。

リリース直後に書いたセルフライナーノーツがあります。ジブンが作った曲がどうして生まれたか、どのような仕組みで作られているのかといったことを僕は普段あまり説明しないようにしているのですが、これだけ色々盛り込んだアルバムですから、部分的に種明かしをしてみてもいいんじゃないか、アルバムを手に取るきっかけになるんじゃないかとおもって、「いつか」のために書いたそこそこボリューミーなライナーノーツです。アルバムが完売したいまがその「いつか」と判断して、いまここで公開してみることにしました。アルバムはApple MusicGoogle Play MusicLINE Musicなどで配信されていますので、ぜひ併せてお楽しみいただけたらと思います。何卒。

ではどうぞ!

=======================

アルバムについて
nameshopでプラネタリウムを会場にしてワンマンライブをやろうという話が出たとき、ではどういうライブをするかと考えるにあたりメンバー間で出した「SCOPE」というワードをもとに、ライブで演出する物語の筋道としてベーシストの渡部かをりが小説版『SCOPE』をプロットとして書き始めました。『#SCOPE』はその小説と並行して制作されました。ライブのためではなく物語に寄り添うアンビエントミュージックとして、様々な手法で作曲しました。

1.moon(Sea of Fertility)
 アルバム中いちばん最初に作られた曲です。ライブ用に演奏をバックにVJなどの演出をメインを仕立てる目的で制作された歌モノです。この曲が心地よく仕上がったことが、このアンビエントアルバムの制作に挑戦するきっかけになりました。
 エレピが奏でる7拍子の伴奏に他の楽器や歌が自由な律動で乗っかる、というのがコンセプトになっています。
 傘木亮介(key)がシンセで鳴らしているスティールドラムの音が個人的にツボです。スティールドラムといえば南国系やエキゾ系の音として使用されがちだし、そうあるべきだともおもうのですが、ずっとアンビエントで使ってみたいとおもっていたので、傘木さんに音色だけ指定してテキトウに弾いてもらいました。ちょっとモノホンっぽい譜割を弾いているのがおもしろいですよね。
 それから、内田明宏(gt)の演奏もポイントが高いです。鍵盤と違って微分音を巧みに操れるので、僕がジブンひとりだけで作るアンビエントとは違う心地の良さを演出してくれています。
 大洋を揺蕩うような、宙を漂うような、そんなイメージが出来上がったきた所、丁度作りはじめられた渡部かをり(bs)の小説"SCOPE"に月が重要なモチーフとして登場してきたので、其侭に「月」という題と、月にいくつかある海の名前から「豊饒の海」を副題として起用しました。

2.Prometheus(the Bringer of Arma)
 小説"SCOPE"が制作されていく最中に書き手である渡部かをり自身から「プロメテウスを題材にした曲がほしい」という相談を受けて作った曲です。
 プロメテウスは天界から人間界に火を持ち込んだ神様といわれています。その所為で人間は争いごとを起こすようになってしまったのだ。・・・という話は後で調べて分かったことで、最初にプロメテウスという単語を聞いたときに僕が真先に思い出したのは、95年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたロールプレイングゲーム「クロノ・トリガー」に登場するキャラクターであるロボ(本名がプロメテウスなんですね)の存在と、彼のいる荒廃しきった未来の世界のことでした。白石少年は勝手に「終末」や「頽廃」といったことをテーマに楽曲の制作を進めてしまったのですが、これが後に小説の内容に影響を与えることになり面白かったです。
 nameshopとしても白石アンビエントとしても珍しいギターフューチャーモノになりました。ひたすら同じ13拍子のフレーズを弾き続ける柳澤澄人(gt&vox)、たいへんそうだったなぁ。間違えちゃってるのもそのまま収録してます。そこに内田明宏(gt)御得意のE-Bowを使用した息の長いフレーズと、それらに対しポリリズムになるように譜割を組んだ白石のシンセと澄人のアコギを重ね、曲の主軸が完成しました。
 メインパートになっている謎の音声は、渡部かをり(bs)が小説を朗読した音声を白石がヴォコーダーにかけリアルタイムに音程を当てたものです。この、声を出すひとと鍵盤を押さえるひとが別っていうヴォコーダーの演奏スタイルって見たことないなぁとおもって、面白がってやってます。
 副題に選んだArmaというラテン語には、「戦争」と「武器」の両方の意味があるそうです。題材にピッタリの単語が見付かり興奮したものでした。

3.Irene(the Bringer of Pax)
 白石のソロ曲です。得意のピアノアンビエントですね。こちらも渡部かをりから「平和の象徴をテーマにした曲がほしい」と依頼を受けて作りました。副題のPaxはラテン語で「平和」を意味します。
 平和、天体。このふたつのワードから白石少年は勝手に連想ゲームをはじめて曲のテーマを考えます。ゴールはすぐそこにありました。天体のなかから太陽系をテーマにして作られた有名な組曲がありますね。そのなかには「平和を齎すもの」という副題の付いた曲があります。この曲は、その曲の終盤の部分をピアノ2台で演奏できるように編曲したものを、引き伸ばしたり繰り返したりして作られたものが原形になっています。録音するのに最も集中力の要る曲でした。

4.EARTH(2059)
 こちらも白石ソロ曲です。アルバムを制作するにあたって、いろんな方法論(曲のコンセプトや仕組み作りのことです)で曲を作りたいよねという話をメンバー間でよくしました。この曲の仕組みや成り立ちについて語りたいことは沢山あるのですが、とりわけこの曲に関してはちょっとすごい仕組みを発明してしまったと本気でおもっているのでナイショにさせてください。
 使用した機材はRoland RD700NX、Roland JUNO-G、KORG X50、KORG PS60、KORG microSAMPLER、KORG DS10、KORG M01などです。今作中一番制作に時間がかかった曲です。

5.starless(Tabula Rasa)
 Moonが完成してアルバムのテーマが「天体」と決まったときに、曲名だけ思い付いたものがいくつかありました。この曲はそのなかのひとつです。星や月が全く見えない暗い暗い空をイメージした曲です。副題のタブラ・ラサは「白紙状態」だとか「空白の心」といった意味を持つ言葉です。
 そのイメージを表現すべく、傘木亮介(key)に鳴らす音に条件を与えた上で全編でピアノを演奏してもらいました。同じコンセプトで演奏しても白石と傘木とでは音の選び方や間の取り方が全く異なり、出来上がったときの空気感も変わるのでおもしろいですね。普段ならピアノと言えばまず白石が演奏するのですが、今回はそういったジブンにないものが出てくることを期待して傘木に演奏してもらいました。
 ピアノと時折打ち鳴らされるチャイム以外の音はすべて小林真也(ds)が操るChaos Shinya Padのしわざです。コルグのカオスパットとiPadの2台を繋げてなんかしてました。こいつが傘木のピアノ以外にもそのへんでテキトウに録音した環境音なんかを素材に不可思議な音を出しています。
 すこし話は逸れますが、今回のアルバムにおいてとても重要な要素として扱っているのが「不確定性」と「チャンスオペレーション」およびそれらをひっくるめて言う「偶然性」です。全編で白石が作曲を行いましたが、実際には「制作指揮」とか「現場監督」といったほうが適切かもしれません。プレイヤー其々の「今」が切り取られたアルバムという気がしてならないのです。仮令同じ条件でいまもう一度録音をしたとして、絶対に同じものには仕上がりません。#SCOPEはそういうアルバムなのです。

6.MACS0647-JD(the Ark)
 白石ソロ曲。MACS0647-JDは観測史上最も遠くにあるかもしれない銀河団の名前です。抑々銀河なのかも分からないくらい遠くにある星、もしくは星たちとされているのである・・・。要するになんだかよくわかんないんです。なんだかよくわかんないのでジブンでもなんかわかんないかんじでとりあえず色々音を重ねてみたかんじです。
 なんちゃって、ほんとうは、ひとつ、根源を成す大きな仕掛けのある曲です。んんん?ナンジャロウ。副題やクレジットをヒントに、気付いてもらえたらものすごくうれしいです。
(2019年7月23日追記・・・以前nameshop用に書き下ろしたインスト曲「BOX」のピアノパートを逆再生して引き延ばしたものをベースに普段なかなか使う機会のない楽器の音を素材にしたものたちをコラージュのように重ねて制作しました。副題のArkとは箱のことですね。遠い宇宙のどこかがジブンの知っている世界と繋がっていたら面白いんじゃないか、なんてことを渡部かをりと話しているうちに思い付いた手法です。)

7.Polaris(the MO)
 ポラリスとは北極星のことです。ただそこにあって動かない星。それはなんだか母のようでもあり・・・。
 動かずにじっとしている様子をピアノのワンコードの繰り返しで表現しました。あらぶるギターはポラリスを囲む星たちのおしゃべりです。
 ポラリスが動かないというのはあくまでも地球上から見た場合のみの話です。starlessの「星が見えない暗い空」も同様で、どちらも我々が住む地球上のどこかが舞台になっています。この曲はなんとなく「冬の夜の空の下」のようなイメージにしたかったので、すこし寒々しく、だけどいっしょにいてくれるひとがいるので心強くて暖かい。そんなサウンドを目指しました。
 余談ですが、あらぶるギターはもともとあらぶるシンセでした。ところが内田明宏(gt)が「ギターでやってもおもしろい気がする(おれに弾かせろ)」みたいなことを言ってくれたので、すぐに弾いてもらったんです。いいテイクでした。試しにシンセとギターを同時に鳴らしてみると、所々で掛け合いになっていたりフレーズが引き継がれていたりという偶然が起こっていておもしろかったで、あわや採用か!?というところまで盛り上がったのですが、まぁ、もともとのコンセプトとずれてしまうので、それはそれでまた今度やろうということで、ギターだけ残して完成としました。 僕にとっては、内田明宏とのデュオというずっとやりたかった編成がようやく叶った思い出深い曲になりました。

8.Hyperion(Endeaver)
 渡部かをり(bs)が小説"SCOPE"を書きはじめたころに、僕が「こんな星があるよ」と紹介した星のひとつに、この「ハイペリオン」がありました。そしてその紹介をヒントに小説の内容に変化を与えたり、または小説の内容から音楽が作られたり。そんなふうに、アルバム"#SCOPE"と小説"SCOPE"は、お互いに影響を与え合って制作されました。
 ハイペリオンは土星の衛星で、球体ではない上に自転軸と自転周期がぐちゃぐちゃに変化するそうです。もし身近にそんな物体があったら、目にする度に全く違う見え方がするだろうなぁとおもったものです。おもったものです、という言い方をするのには理由がありまして、これはメンバーにもナイショにしてたのですが、実は作曲をはじめてすぐのころにハイペリオンを題材にピアノ曲を作ったことがありまして、その曲は長調と短調がころころ入れ替わる仕組みを用いて見え方が変わる様を表現したので、今回はどうしようかと考えたわけです。そこで思い付いたのが、短3度ずつ転調して4つの調性を行ったり来たりするというものでした。これならふわふわしながらも絶えず変化する感じが出せそうだし、アンビエントとしてちゃんと無視できる音の範囲内だろうとおもいました。ちなみにこの和声はジョン・コルトレーンの長3度ずつ転調して3つの調性を行き来する仕組みを参考にしています。コルトレーンよりキーがひとつ多い!勝った!なんて一瞬だけおもいましたが、このコード進行で即興で演奏するとなるとこれだけゆったりしたテンポでもなかなか大変で、傘木亮介(key)と渡部かをりと3人でヒーヒー言いながら収録しました。もっと実力をつけてこれくらい寝ながらでも出来るようになりてぇな!という願いを込めて、エンデバー(努力)という副題を付けました。
 ということで3人が演奏してるわけですが、冷静に聴いてみるとかをりさんのベースは殆どルートしか弾いてないし、傘木のピアノはコードの変わり目は必ず休んでいますね?白石だけいっしょうけんめいコードを縫うように演奏してるのがわかりますね?1年後くらいにはメンバー全員これくらいできるようになろうね!エンデバー!(こういうときドラマーはどういう気持ちで話を聞いているんでしょうか?)

9.Sun(Remainning)
 今作唯一のスタジオ一発録りの曲です。Moonが完成してすぐ、Starlessとこの曲、Sunの曲名だけが決まりました。案外、アルバムのコンセプトと曲名がしっかり決まれば、曲の中身を頭のなかではっきり鳴らせたりするもんです。この曲でやりたいこと、表現したいことはあっという間に決まりました。副題は「記憶するもの」です。これはnameshop最初期の楽曲「忘れゆくもの」の対になる名前ですし、内容にも関わりがあるようにしています。これはおそらく、アルバム中最も等身大のnameshopである曲でしょう。その想いから、クレジットには敢えてnameshop其侭の表記をしました。
(2019年7月23日追記・・・完売してしまったCDには曲ごとの演奏参加者と使用機材が列挙された手書きのクレジットが同封されていました。この曲のクレジットのみ使用機材ではなく担当パートを表記した、という意味でしょう。)

10.Scope
 アルバムのタイトルの候補に"SCOPE"と出たとき、すぐに僕の頭のなかにはこの曲の方法論が浮かびました。そしてこの曲のデモを提示したことでアルバムタイトルが"#SCOPE"と決定しました。nameshopの楽曲のうちアンビエントとして作られたものには全て"#"を付けていたので、全曲アンビエントの今作にはアルバムタイトルに"#"を付けました。
 「天体の奏でる音楽」というのがこの曲のコンセプトです。天体のカオス(混沌)とコスモス(調和)を、ポリリズムを用いて表現しました。冒頭からベース・ギター・エレピ・ピアノが、其々5音・7音・9音・11音の音列を各々のテンポで演奏します。この状態がカオスです。後にボーカルに導かれるように加わるドラムによって徐々に一定の律動が提示され、すべての楽器が徐々にドラムのテンポに肖ります。このときはじめて調和が齎されます。ドラムを導くボーカルは神様かなんかでしょうか。軈てドラムのビートが崩れると、しばらくは一定の律動が保たれますが、ふたたび各々のテンポに戻ってしまい、天体は最期を迎えます。辿り着く先は「無」ということで、このアルバムはここでおしまいです。が、リピート再生でアルバムの1曲目に戻ると同主調の平行調になりスムーズに繋がり気持ちがいいです。お試しを。

# by narushop | 2019-07-23 07:23 | 日々のこと | Comments(0)